先日、息子は幼稚園の卒園式をむかえました。


未就園児が遊ぶ会では、会の活動にはまったく興味を示さず、年少さんとおもちゃの取り合いになったり、体操の授業に乱入したりしていました。


年少さんでは、何がなんだか分からないまま入園式に参加していました。幼稚園は遊びに行くところですが、誰かと遊ぶ、という感じではなく、好き勝手に遊びたいもので遊んでいました。思い出すと、始園式などの母親(私)がいるイベントでは、必ず抱っこをせがんでいました。他の子はひとりで座っているよ、と言ってもそんなのは関係ありません。


年中さんでは、だんだんと「自分は○○組にいる」「他の子と同じことをしなければ(したい)」という気持ちが芽生えてきたらしく、協調性が出てきました。このころから、おとなしくて扱いやすいからか、女の子の間では人気があったようです。


年長さんでは、新入園児のお世話係で、まだ小さい子を相手に苦労していました。初めて、幼稚園に行く時間が近づくと、「お腹が痛い」と言っていました。でも、途中で挫折することなく、なんとか自分のやるべきことはやっていました。スイミングや音楽教室に通い始めたこともあってか、積極さも出てきました。お弁当で食べられるおかずも増えました。いつでも自分の思いどおりになるわけではない、ということが分かったようです。


年少~年中と、こちらが言っている指示は分かるものの、自分から何かを言うということもあまりあんかったのですが、年長の後半になると、だいぶ話すようになりました。「息子としては」であって、よく話す子から比べるとまだまだ、ですが。


3年間の幼稚園生活で得たものは、とても大きいと思います。私自身も、幼稚園で息子を始めとする子どもたちの姿を見て、多くを学びました。親子ともども、他の幼稚園に通っていては、これほど成長できなかったのではないか、と思います。


息子が泣きべそ顔で新入園児のお世話をしていたのを、担当した子のお母さんは見ていて、とても感謝してくださいました。息子はまだ実感がわかないでしょうが、苦労した甲斐があったと思います。もっと分かるようになったら、話してあげるつもりです。


4月から、息子は小学生です。同じ幼稚園から進学する子のいない、新しい環境です。彼の性格上、苦労することも多いかと思いますが、幼稚園で得たものを胸に、負けずに乗り切ってくれれば……と思います。


そして、息子の個性を尊重し、のびのびと育ててくれた幼稚園に、心から感謝します。